この咳の原因は?マイコプラズマとインフルエンザの違い

冬になるとインフルエンザが流行します。

どちらも誰もがかかる可能性のある病気です。

マイコプラズマ肺炎も同じ時期に流行することがおおいので、実際かかったら、どちらの症状なのか判断が難しいですよね。

マイコプラズマ肺炎とインフルエンザの症状の特徴の違いをまとめます。

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マイコプラズマ肺炎とインフルエンザの症状の違い


インフルエンザとマイコプラズマ肺炎は、どちらも初期症状は咳や鼻水など、同じような症状から始まることが多いので、風邪との見分けがつきにくいことが多くあります。

インフルエンザの場合は、突然の発熱から始まることが多いのに対して、マイコプラズマ肺炎は、発熱と共にしつこい咳が出ることが特徴です。

インフルエンザの症状

インフルエンザの場合、急な発熱、筋肉痛や関節痛などの身体全身の痛み、まただるいなどの倦怠感が特徴としてあげられます。

普通の風邪では通常は、関節痛などはありませんので、インフルエンザの可能性が高くなります。

また、インフルエンザをきっかけとして、二次感染となる肺炎を起こすことがあります。

気道の部分が炎症を起こして弱り、肺炎球菌などの細菌が肺に侵入しやすくなることが原因です。

免疫力が低下している場合や、特に高齢者の方が発症しやすいといわれています。
インフルエンザの症状である高熱が出たあと、一度熱が下がったのに、また高熱などの症状とあわせて「咳が長引く」などの症状が現れた場合は、肺炎を疑う必要があります。

マイコプラズマ肺炎の症状

マイコプラズマという細菌に感染することによって起こる感染症です。

最初は痰を伴わない「カラ咳」から始まることが特徴です。
発症は発熱から始まることが多く、咳は少し遅れて始まることもあります。
また症状の特徴として「胸の痛み」「吐き気や嘔吐」などがあります。

咳は、経過と共に咳き込みがひどくなり、熱が下がっても咳が長期間続くことが特徴です。
当初カラ咳だったものが、痰を絡んだ咳になります。

マイコプラズマは気管支や肺を直接障害しないので「ゼロゼロした音が聞こえない」ことが多いので、外見だけではわかりにくいです。

また、子どもの場合は比較的発熱を伴いやすいですが、高熱が続くというよりも、一日の中でときどき発熱するなどが多いようです。

かかる人の多くは、14歳以下の子供がかかりやすいといわれていますが、大人がかかることもあります。
また、一度かかったからといってもうかからないことはなく、何度も感染することもあります。

潜伏期間

インフルエンザの場合は通常、1~3日長くても1週間程の潜伏期間といわれています。

マイコプラズマの潜伏期間は、2~3週間といわれてますのですぐには発病しません。
インフルエンザウイルスと比べてると、菌が増える速度がゆっくりなことが原因としてあげられます。

感染経路

インフルエンザもマイコプラズマも咳やくしゃみなのどからうつる飛沫感染が一番の感染源です。

マイコプラズマ肺炎は、人から人へうつり流行することから、うつる肺炎とも呼ばれています。

感染経路はインフルエンザと同じで「飛沫(ひまつ)感染」や「接触感染」によってうつります。

予防方法はインフルエンザと同様に、普段から手洗いうがいをすることが大切です。

<関連記事>
インフルエンザ 感染しない対策方法と効果大の食品を紹介

マイコプラズマとインフルエンザ検査方法の違い

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インフルエンザ検査

めん棒を鼻の奥に入れて粘膜を採取して行います。
綿棒を奥の方に入れるのでビックリするかもしれません。
痛みは当然ありますが、一瞬です。

ただ、検査のタイミングに合わないと、実際かかっていたとしても結果が陰性と出る場合があります。
インフルエンザウイルスの検査で陽性となるには、ウイルスが一定量なければ、検査しても正確な結果が出る可能性が低くなってしまうのです。

検査は38度以上の高熱が出始めて「12時間経過してから」の検査が望ましいですが、検査が遅くなりすぎてもよくありません。

インフルエンザの治療薬である抗インフルエンザウィルス薬の投与は、発症から48時間以内に開始しないと、治療の効果が無くなってしまうからです。

ですので、検査の適切なタイミング期間は「発症から12時間経過後、48時間以内」というのがベストなタイミングといえます。

マイコプラズマ検査

マイコプラズマは、頑固な咳の初期症状だけで正確な診断を下すことは、とても難しいといわれています。

マイコプラズマの場合は、のどの奥の粘膜を綿棒で取って菌の成分を検査する迅速検査が現在は主流です。

簡単に検査でき、15分~30分程度で結果が出るのが利点です。
しかし、マイコプラズマに感染していても、結果が陽性とならなかったりすることがあり、その場合には血液検査やレントゲン検査でさらに特定診断をします。

マイコプラズマと診断されたら 治療方法と登校の時期

インフルエンザの治療方法

インフルエンザに感染した場合の適切な治療は、抗インフルエンザ薬である、タミフルやリレンザなどの服用による治療です。
インフルエンザは風邪とは違い、インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気であり症状ですので、抗生物質や風邪薬で治るものではありません。

インフルエンザを効果的に治療するには、抗インフルエンザ薬であるタミフルやリレンザを服用して、ウイルスの増殖を抑える必要があります。

マイコプラズマの治療方法

マイコプラズマの治療法は、抗生物質の服薬が中心となります。
マイコプラズマ肺炎に効く抗生物質は、マクロライド系の抗生物質と特定されています。

完全に治るまでに2,3週間は薬の服用が必要なこともあります。

発熱や呼吸困難など症状がひどい場合は入院をすることもありますが、その際は同じように抗生物質の服用と点滴などで治療をしていきます。

学校へはいつから登校できる?

インフルエンザの場合は、文部科学省の省令である学校保健安全法によって定められています。

「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過してから」登園が可能となります。

また、この日数を守って登校すれば、医師による登校許可証は基本的には必要ありません。

マイコプラズマの場合は、インフルエンザのように必ずしも出席停止は必要ありません。

マイコプラズマ肺炎は「学校で流行してきているなど感染拡大の防止が必要となる場合には、出席停止期間を定めることができる」という感染症とされています。

学校や自治体によって独自に出席停止期間を定めている場合があるので、もしかかった時には学校に問い合わせてみるといいでしょう。

登校する判断のポイントは、多くの小児科医では「熱が下がっていて、元気であれば多少の咳があっても登園・登校を許可する」としていますので、この状態かどうかを判断されるといいでしょう。

まとめ

インフルエンザもマイコプラズマもどちらも症状としては似ているところが多いですが、何かおかしいなと感じたり、咳が続くようであれば、放置せずに早めに病院へ行くようにしましょうね。

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