乾燥する時期になると気になるのが、モノに触れたときの「バチバチ感」ですよね。
なにかに触れるたびに「バチバチ」「ビリッ」
もう触りたくない~!ですよね。
そんな静電気ですが、ビリビリからサヨナラする方法はないのでしょうか。
あります!そんな静電気を防ぐ方法と対策を紹介します。
静電気が発生する理由はなに?

冬の寒い時期になると静電気が発生しやすくなり、静電気に遭遇する機会も増えます。
そもそも静電気ってなに?と思われますよね。
私たちの身体を含めて、世の中のすべてのモノは、プラスとマイナスのとちらかの電気を持っています。
その電気は常に動いていますが、静電気とは、電気が蓄えられて溜まったままの状態のことです。
溜まる電気の量には限りがあるので、その溜まっていた電気が、電流を流しやすい金属などのモノに触れることで、電気が一気に移動します。
放電して起きるのがあの「バチバチ」です。
しかし、冬以外の春や夏などの季節は静電気が起きにくいですよね。
湿度がある環境だと、電気は身体から自然に外へ放出されます。
水は電気を通しやすいので、体に電気が溜まっていたとしても、すぐに放電してくれるのです。
しかし、空気が乾燥している冬の時期は、電気の逃げ道が無いので、なにかに触れた瞬間が放電の機会となって、あの「ビリビリ」が起きるのです。
静電気のバチバチを防ぐ方法は?

ドアノブに触れると「ビリッ」とするあの不快感。
素手で触るのが怖いですよね。
静電気のビリビリ対策その1
ハンカチでドアノブを触って開ける!
たったこれだけですが、静電気のビリビリは感じません。
ハンカチが間に挟まることで、電気の行き来が無くなるのでビリッときません。
ぜひお試しを!
静電気のビリビリ対策その2
「木」に触れてからドアノブに触る!
木は緩やかに電気を流してくれるので、触っても痛くありません。
ドアノブに触れる前に木に触れるという、ワンクッションを挟むことで、ドアノブに触れる時には全く静電気のビリビリは起きなくなります。
ポケットに木の「なにか」を忍ばせておいたらいいかも。
私は、木のスプーンをポケットに入れています(笑)
静電気ビリビリ対策その3
静電気のビリビリは、動いて「服が摩擦」することで起きやすくなります。
身体に3000V以上の静電気が溜まると、あのビリビリを感じやすくなるので、発生する原因を抑えればいいということです。
着る洋服の素材の組み合わせを変えるだけで、静電気が起きにくくなり、かなり静電気の発生を抑えることが出来ます。
上からマイナスの素材、下の方へいくほどプラスの素材です。
・塩化ビニール
・アクリル
・ポリエステル
・ゴム
・銅
・鉄
・紙
・人などの皮膚
・木材
・麻
・綿
・シルク
・ナイロン
・羊毛
・人毛・毛皮
静電気の帯びやすさは、プラスとマイナスで離れている素材を着ることで起きやすくなります。
ですので、組み合わせに気をつければ、静電気は起きづらくなります。
「綿」と「ナイロン」組み合わせは静電気が起きづらくなりますし、「アクリル」と「ポリエステル」の組み合わせも静電気が起きづらくなります。
ストッキングや「タイツは「ナイロン」素材が多いので「綿」や「シルク」のパンツやスカートを合わせましょう。
アクリル素材のセーターを着る時は、コートの裏地はポリエステル素材ののほうが静電気が起きづらいです。
洋服をコーディネイトする時に、素材を確認してみましょう。
静電気の対策 肌の乾燥と体質改善

冬場は暖房の影響もあるので、室内でも乾燥しがちです。
モノに触れるたびにパチパチ起きやすい状態に加え、カサカサの乾燥肌だと静電気がさらに起きやすくなります。
肌の水分量が「31%」までの場合は、とても乾燥している状態。
静電気が起きやすくなります。
普通といわれる肌の水分量は「37%~41%」なので、冬場は自身で対策を試みて乾燥させない努力が必要になりますね。
とにかく保湿です。保湿保湿保湿(笑)
ハンドクリームもボディクリームも欠かさずに付けて潤いを保つようにしましょう。
髪の毛も乾燥も起きているはずなので、髪の毛のケアもしましょう。
シャンプー後のトリートメントや、ドライヤー後やスタイリング後に、少しのオイルを付けて、髪の毛も乾燥のダメージから守りましょう。
また、自宅であれば、加湿器を付けるなどの対策をするといいですね。
静電気対策 血流を良くする
肌が乾燥する原因は、空気が乾燥しているからだけではありません。
「身体が冷える」ことが乾燥の原因ともなります。
冬の寒い時期は、脳や心臓へ血液が優先して流れるので、肌の表面へ血液がいきわたりづらくなるので、乾燥する原因ともいわれています。
寒さから身体を守ってくれている作用なのですが、肌の乾燥を守るには「血流を良くすること」と、「身体を冷やさないこと」が大切です。
気付いた時などに定期的に、手や足のマッサージを行って血流をよくするようにしましょう。
また身体の中から温めるといいですね。
ショウガは温める作用があるので意識して食べるようにするといいですね。
まとめ
静電気のパチパチを改善する方法を紹介しました。
いがいと簡単にできる対策がたくさんあるので見直してみましょう。
ちょっとした実戦で、あれ?今年はパチパチが少なかった?!となりますよ。