引っ越しをすることになると、パイプラインである電気を止める手続きが必要です。
東京電力で契約していて電気を止める場合、
どのように手続きをすればいいのでしょうか。
いつまで手続きをすればいいのか、立ち合いは必要なのか?
東京電力エナジーパートナーで契約中で解約手続きについて、わかりやくすお伝えします。
東京電力引っ越しに伴う解約 手続き方法
東京電力の契約を解約をするには『WEB』もしくは『電話』で手続きができます。
簡単なのはやっぱりWEBですが、事情があって直接電話で手続きをする必要がある場合もあると思いますので、まずは電話での手続き方法をお伝えします。
電話での手続き方法
電気を止めるためには住所を特定する必要があるので、まず以下のことを聞かれます。
- お客様番号
- 契約住所
- 契約名義
- 連絡者の名前と関係性(電話口の人)
「お客様番号」というのは、検針票や振込用紙、口座の領収書などに記載があります。
お客様番号は契約しているプランによって「桁数」が異なっており『13桁』と『10桁』の2種類あります。
電力自由化が始まる前からあるプランに契約している方の場合は『13桁』、自由化後のプランに契約している場合は『10桁』です。
従量電灯Bなどは自由化前からある契約プランなので13桁、スタンダードSやスマートライフプラン、ガスとセットにしている方などは10桁です。
この番号がわかると手続きがスムーズに進むので、手元に検針票を用意するか、番号を調べてから電話をするようにしましょう。
また、契約に関する手続きになるので、「本人からの連絡」を基本としています。
誰が連絡しても受付してくれるわけではありませんので注意が必要です。
本人とは、「電気の契約名義人」のことです。
「配偶者」の方からの連絡の場合は、本人と同じ扱いになるので大丈夫です。
他にも本人と同じ扱いをしてもらえる場合があります。
例)
- 息子名義で契約中、親名義の口座から支払っている場合の親からの連絡
- 振込用紙を契約場所と別の実家へ郵送、支払っているの親からの連絡
- 登録しているTELが契約者以外でその連絡先本人からの連絡
しかし、どれにも当てはまらず本人が連絡できずに代理で両親や息子や娘、友人などが頼まれて連絡する場合がありますよね。
その場合は、本人とはみなされずいろいろと聞かれます。
その時に「本人確認」というのが取れると受付してくれます。
聞かれる項目は、
- 本人了承があるか
- 現在の支払い方法
この確認取れるとそのまま受付してもらえますが、取れないと受付してもらえません。
口座払いの場合は、銀行名、支店名、口座番号の下4桁を確認しておくと安心です。
頼まれて連絡する場合は、二度手間にならないように、事前にいろいろと確認してから電話をするようにしましょう。
本人確認の後は、実際の電気を止める日にちを伝えます。
電気が止まる日は、〇月〇日いっぱい(夜中0時)までです。
連絡する日ですが、実際に日時が決まっているのであれば、いつ連絡して大丈夫です。
すっかり連絡を忘れていて、今日電気を止めてほしいなど、急な場合もありますね。
そのような場合でも受付は可能です。
しかし、連絡をすっかり忘れてしまい、すでに部屋を退去している時など、実際はすでに電気は使ってない場合、さかのぼった日時で受付してもらえるのでしょうか。
そのような場合、さかのぼった過去日で受付はしてもらえません。
「連絡したその日が最短の電気を止める日」になります。
何週間も前にとっくに部屋を出ていても、連絡したその日の分まで請求されますので、連絡忘れには注意しましょう。
電気の使用量は最終日までを日割り計算されます。
最終分の支払いは、今までと同じ支払い方法での支払うのが基本です。
振込用紙で支払っているのであれば、引っ越す先へ郵送してもらえます。
口座で支払ってる場合は、領収書を同じように引っ越し先へ郵送してもらえます。
もしどうしても止めるその日に料金を清算してしまいたい場合があるかもしれませんが、立ち合ってその場で料金を支払うことはできません。
2020年3月までは、退出時に立会って直接支払う清算も可能でしたが、現在は一切出来なくなっています。
また、東京電力エリア内で引越しをする場合、解約手続きと開始手続きは、1回の電話で同時に手続きが可能です。
WEBの場合
入力の必須項目は
- 契約住所
- 契約名義
- お客様番号
WEBの場合も電話と流れは同じです。
支払い方法がわからない場合も同様で、支払い方法が確認できれば入力がスムーズに進みます。
東京電力ホームページ 引っ越しの手続きはこちら
東京電力・カスタマセンター 詳しい電話番号検索はこちら
東京電力引越し 解約手続きに立ち合いは必要?
原則として立ち合いは不要です。スマートメーターの普及によって、遠隔で自動検針が可能だからです。
ただし一般送配電事業者から連絡が行く場合があり、立ち合いが必要になることがまれにあります。どのような場合かというと、スマートメーターが設置されていない建物のなどの場合です。
電気を止める建物に「オートロックがあり管理人の方がいない」場合や、「戸建てで門に施錠がある」場合などです。
そのような場合、メーターの指針確認が出来ないので一般送配電事業者から連絡が行く可能性があります。
ちなみに一般送配電事業者とは、住んでいるエリアを管轄している電気を送配している会社のことです。東電エリアの場合は東京電力パワーグリット、関西エリアであれば関西電力です。ちなみに電気を契約している会社は東京電力エナジーパートナーですので別会社です。
退出するときはきちんとブレーカーを落としてから退出しましょう。
自分の住んでいる建物がどのような建物か把握しておくと良いかもしれませんね。
あとスマートメーターとは、くるくると回るモノではなく、数字だけが表示されるデジタル式の機械のことです。
くるくると回っているメーターは旧計器のメーターです。
あと、ガスを一緒に契約している場合も同様です。ガスの閉栓作業にも立ち合いは原則不要です。
ですが、電気と同じようにオートロック等がある場合はガスの解約には立会が必須です。もし立ち合いが出来ないと、ガスの契約が続いてしまうので注意が必要です。解約の電話連絡をした時には必ず立ち会う時間帯の約束をしましょう。
東京電力のカスタマーセンター受付時間は?
東京電力エナジーパートナーのカスタマーセンターは、月曜日から土曜日の9時から17時までの営業時間です。
とはいっても、電話はいつも混んでいてなかなかかかりづらいのが現状。
解約の連絡したいだけなのに…とほんと困ってしまうのでは?
ですのでWEBから手続きをしてしまうのが何より簡単でしかも楽です。
引っ越しが決まったら、早めにWEBから手続きしてしまえば無駄なイライラを感じずに引っ越し準備に集中出来るのでおすすめです。
とはいっても事情があって電話連絡する必要がある場合は下記時間帯に連絡しましょう。
お住いの管轄するカスタマーセンターの番号も異なっているので調べてから掛けましょう。
◆東京電力受付時間:月曜日-土曜日(休祝日を除く)|午前9-午後17時(共通)
東京電力・カスタマセンター 詳しい電話番号検索はこちら
東京電力ホームページ 引っ越しの手続きはこちら
まとめ
東京電力で引越しの解約手続きについてご紹介しました。
引越しの時期はさまざまな手続きなどで忙しく大変でしょうが、パイプラインの解約の手続きも忘れないようにしましょうね。
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