契約しているアンペアの容量を変更したい場合、どのように手続きをすればいいのでしょうか。
手続きが面倒なのでは?と感じますよね。
受付はいつから大丈夫なのか、また工事料金や手数料などのお金がかかるものなのでしょうか。
立ち合いが必要なのかなど、アンペアを変更について紹介します。
アンペア数を変えたい 変更方法は?
アンペアを変更したい場合、どのような手続きが必要なのでしょうか。
変更の受付が出来るのは「10アンペア~60アンペアまで」のアンペア数です。
「20アンペア→30アンペア」「40アンペア→60アンペア」への増量
「50アンペア→30アンペア」「30アンペア→20アンペア」への減設など。
このような変更ができます。
アンペア変更 手続き方法
変更方法は、契約プランによってできる方法が異なります。
東京電力で契約している場合、自由化前からある従量電灯Bなどで契約している場合は『WEB』と『電話』両方で変更依頼をすることが出来ます。
必要事項を入力するだけのインターネットのほうが断然簡単です。
当日と翌日は受付は出来ないので、それ以降の希望日を入力して、申込内容を確認し完了するだけです。
なにか連絡するような内容がある時にはカスタマーセンターから連絡があるので、必ず連絡の取れる電話番号を入力しましょう。
⇒東京電力HP・アンペアを変更の手続きは こちら
⇒自由化前従来プラン・カスタマーセンター検索は こちら
自由化後の新しい料金プラン、スタンダードS、プレミアムSなどで契約している場合は、カスタマーセンターへ連絡して変更の依頼をします。
◆新料金プラン契約中の方専用ダイヤル
⇒TEL:0120-995-113/月~土/時間:9:00~17:00
アンペア変更の受付が出来ない場合
いくつかあります。
- 60アンペア以上へ変更をしたい場合
- 30アンペアまでしか対応できない設備の場合
- 希望のアンペア数に対して引込口配線の太さが足りない場合
などです。
60アンペア以上変更したい場合は、屋内配線工事が必要になる場合があるので、変更の受付が出来ません。
電気工事店へ相談して変更をします。
また、建物によっては30Aまでしか契約が出来ない建物があります。
そのような場合は40A以上には変更が出来ません。
電気を流すための電気の設備には、単相2線式と3線式というものがあり、2線式の建物の場合、40A以上の電流を流すことに対応をしていないためです。
比較的古めの建物であるとそのよう場合があるようです。
2線式で40A以上に変更をしたい場合は、電気工事店で内線の変更工事が必要になります。
もし賃貸のマンションやアパートなどに住んでいる場合は、建物全体の配線容量が足りないこともあるので、管理会社へ問い合わせましょう。
実際に自分の家はどうなのかよくわからない場合は、カスタマーセンターへ連絡すると確認してもらえますので問い合わせましょう。
アンペアの変更に立ち合いは必要?工事料金や手数料はかかる?
スマートメーターの普及により、立ち合いをしなくても遠隔で変更が出来ることが多くなっています。
スマートメーターだからといって必ず不要なわけではないので、基本的には立ち合いが必要になると思っておいたほうが良いでしょう。
東京電力エナジーパートナーで契約している場合の立会日時は、申込日の2営業日以降で希望する日時で受付しています。
土日祝日も受付が可能です。
基本的な受付時間帯は、午前か午後などです。
立会に出向する作業員は、住んでいるエリアを管轄している一般送配電事業者です。
東京電力エリアに住んでいるなら東京電力パワーグリット、東北エリアなら東北電力、関西エリアなら関西電力です。
これはどこの会社と契約をしていても同じです。
勘違いしてはいけないのは、アンペア変更の申込する先は『電気を契約している会社』です。
直接、一般送配電事業者へ連絡しても変更をしてもらうことはできません。
「契約に関する変更」になるので、必ず「契約している会社へ連絡」することが必要です。
工事料金や手数料について
アンペア変更には、工事料金や手数料はかかりません。
作業する時間は20分~30分程度です。
アンペア変更の注意点
作業中電気が止まる時間があります。
また、季節ごとにアンペアの変更をすることは基本NGです。
基本は一年間で一番多く使う容量での契約が必要となります。
季節によって使う容量が違うからと、季節ごとにアンペアの変更をするのはNGです。
料金の請求はどうなる?
アンペアを変更した日を境として、それぞれ日割り計算されます。
例えば、5月10日に30A→50Aへ変更した場合、5月9日までが30A、5月10日からが50Aとして基本料金が日割りで計算されます。
まとめ
アンペアの変更の方法について紹介しました。
手続きの方法はとても簡単ですね。
立ち合いが可能な日で手続きをしましょう。
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