東京電力の契約名義を変更する手続き方法について。
どのように手続きをしたらよいのでしょうか。
めんどくさくて難しい手続きのように感じますが、名義変更の手続きの方法はそんなに難しくはなく簡単にできます。
しかし東京電力でいう名義変更の手続きというのはどういう手続きなのでしょうか。
かわかっていないと、間違った手続きになってしまう可能性があるので、わかりやすく解説します。
東京電力の名義変更の手続き方法とは?
さまざまな理由で今の名義から自分や家族など、別の人の名前へ変更する必要が出て来ることがあったときに、名義変更の手続きをしなければいけませんよね。
契約名義が必要な事項にも色々とありますが、その中の一つである公共料金の電気の契約名義もその中に含まれますね。
名義を変更する手続き自体は申請するだけなので難しくはありません。
しかし契約内容である名前を変更することになるので、現在の契約情報を正確に伝えて申請する必要があります。
東京電力での名義変更という手続きは、名義を変更した「後の人」が、今の契約状態をそのまま継承する手続きです。
そして切り替わるのは、申請した日以降、次回の検針日から切り替わります。
つまり、次回の直近の検針日をもって、申請した名義へ名前が変わるということです。
変更する手続き方法には2つあります。
「電話」で連絡するか「インターネット」で手続きするか、どちらかです。
しかし一点だけ注意点があります。
もし、「〇月〇日を境にして名義を変更したい」という場合です。
この場合の手続きは、今の電気の契約を終了して、新しい名義人で契約するという「切り替え」の手続きになります。
例えば、3月31日までは現在の名義人、4月1日からは自分などの場合です。
この場合は3月31日までは現在の契約者が支払いの義務を負い、4月1日以降は新しい名義人が料金を払うということですので「清算をわける」手続きになります。
「名義変更」というのは「次回の検針日をもって名義を切り替える」ということですので、清算分けではありません。
インターネットでの手続きが出来るのは、あくまでも「名前を変える」だけが必要な場合のみです。
もし「清算分け」が必要な場合は、インターネットの名義変更の手続きでは「申請が出来ない」ので、カスタマーセンターへ電話で連絡をして手続きをしましょう。
名義変更の手続き方法
インターネット上で名義変更の手続きが出来る方は「従来からのプラン」で契約している方のみです。
従来からのプランというのは、従量電灯BやCなどのことです。
よくわからず判断が難しい場合は、検針票に記載されていますので確認しましょう。
また、新料金プランで契約している場合は、インターネットでで続きが出来ないので、加入者専用のダイヤルへ電話で手続きを行いましょう。
▶新料金プラン加入者専用ダイヤル:0120-995-113/月~土(9:00~17:00)
インターネっトでの手続きをする場合は、東京電力のホームページへアクセスしてください。
▶東京電力ホームページ・契約名義の変更は こちら
カスタマーセンターへ連絡して名義変更の手続きをしてもらう場合、口頭のみで受付してもらえます。
ただ伝える必要がある項目がいくつかあります。
◆必ず聞かれる項目
- 電気のお客様番号
- 契約場所の住所
- 契約名義
- 電話している人の名前・関係性
もしお客様番号が不明でわからない場合は、現在の支払い方法を個人情報の照合項目として聞かれます。
わからないと受付すらしてもらえませんので、二度手間にならないように電話をかける前に確認しておきましょう。
その後は新しい契約名義、連絡先電話番号、郵送先の有無、そして今後の支払い方法について聞かれます。
▶東京電力・カスタマーセンター連絡先は こちら
名義変更の手続きは、次回の検針日で切り替わると先程伝えました。
ただ、申請するタイミングによっては検針票には反映がされないこともあります。
例えば、5月20日に名義変更の手続きをしたが、次回の検針日が5月21日だった場合などです。
次の日が検針日だったり、たまたま申請したのが検針日当日だったりすると、届く検針票には手続き上間に合わないので、変更前の名前で届きます。
名義を変えたはずなのに、前の名前で届いて変わってないの?と思うと場合はこのようなことが考えられます。
検針日の確認は、「前の月」の検針票に「次回の検針日」の記載があるので、そちらで確認しましょう。
東京電力の名義変更後は現在の口座やカード払いの継続は出来る?
名義変更をした後に気になることは今度の支払い方法ですよね。
今まで振込用紙で支払っているなら、これから届く名義の名前が変わり振込用紙が届くだけなので特に問題はありません。
しかし、今まで口座振替で支払っていて「現在の口座振替を継続したい」場合どうしたらよいのか。
名義を変更後に、現在の口座名義人と名義が「同一」になる場合。
つまり「現在」の契約名義と口座名義人が、元々「別の人」で登録があり、名義変更をすることで「同じ名義人に統一」されるという場合ですね。
これは問題なく口座継続が出来ます。
ではこの逆の場合はどうでしょうか。
「現在」の電気の契約名義と口座の名義人が「同一」で登録があり、名義を変更することで、契約名義と口座名義が「別々になる」という場合です。
この場合は、口座名義人の「同意」が必ず必要です。
カードの継続の場合も同様です。
同意があって初めて継続が出来ます。
電話で手続きをする場合には、この同意の有無は必ず確認されます。
もしこれが夫婦間の名義変更であるなら、配偶者は本人と同じ扱いなので手続きはスムーズに進みます。
しかしそうでない場合は、口座名義の本人へ、継続の意思の確認を連絡して聞かれることが考えられます。
結構口座を継続する手続きは厳しかったりするので、名義変更の連絡は出来れば口座名義人からしてもらったほうが手続きはスムーズに済むと思いますよ。
インターネットで手続きをする場合は、名義変更の手続きの際に、料金の支払い方法を選ぶ欄があります。
現在の支払い方法を「継続するか、しないか」を選べますので、「継続する」を選択しましょう。
そして同意の有無のチェックもありますので、有に必ずチェックをしてください。
電気代の支払い方法を今までと違う口座やカードなどに変更する場合は?
新しい名義人となる人の口座やカードで今後は支払いをしたい場合は、新たに申請の手続きをする必要があります。
インターネットで手続きする場合は、名義変更の手続きの時に、料金の支払い方法の項目で「現在の支払い方法を継続しない」を選び、口座かカードのいずれかを選択すれば、申込用紙が郵送されてきます。
届いた用紙に必要事項を記入して申請すれば大丈夫です。
電話での手続きの場合は、オペレーターへ伝えれば申込書を送ってもらえます。
手続きにかかる時間は、それぞれだいたい1ヵ月~2ヵ月くらいです。
その間は振込用紙が届くようになるので、コンビニなどで支払いをしましょう。
まとめ
名義変更の手続きについて紹介しました。
清算分けが必要かどうかは大切なポイントですので確認して手続きをしましょうね。
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