日焼け止めを塗っても日焼けをするのはどうしてなの?
何度も塗り直しているのに…どうして?
こんな悩みの方っていがいとたくさんいるのではないでしょうか。
日差しが強くなる5月頃からは紫外線対策を心掛けたいもの。
日焼け止めの効果が感じられない方に、原因と対策について紹介します。
日焼け止めの効果ないのはなぜ?塗ってから時間はどのくらい続く?
そもそも日焼け止めを塗っていても、汗をかいてしまうと日焼け止めが取れてしまいがちです。
もちろん塗りなおしているとしても、タイミングが遅ければ日焼けをしてしまいます。
そうなんです。人によって個人差はありますが、だいたい15分から20分くらいが日焼け止めの効果がある時間といわれているんです。
ちょっとびっくりしませんか?短いですよね。
日焼け止めには「SPF」や「PA」と表記がありますが、その隣にある数字で表されている数が、効果を能わしている数値です。
SPFなら10や30などの「数字」、PAは「+の個数」です。
これの意味を知っておくと、使う場面でどのような日焼け止めを選べば良いかの基準になります。
「SPF」は、Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の頭文字を取って略されたもので、紫外線B波を受け止める量の強さを表しています。
紫外線B波とは、シミやそばかすの原因になる、と言われています。
SPFは、10や30などで表されていて、数字が大きいほど効果が高くなります。
SPFの効果とは、紫外線が当たって日焼けするまでの時間を遅らせることができる、ということ。
SPF10なら10倍、SPF30なら30倍遅らせることができるという意味です。
そうなんです、実は日焼け止めを塗っても完全に日焼けを防止することができるわけではなくて、日焼けするまでの時間をを遅らせることができるに過ぎないのです。
つまり、日焼けまでに20分ほどかかる場合に、SPF10の日焼け止めを塗ると、
20×10=200分。
日焼けするまでに、3時間少し伸ばせる。
SPF30なら、20×30=600分。
日焼けするまでに、10時間伸ばせる。
このような意味です。
ただこの効果は顔であれば500円玉大ほどの量を塗った時の数字なので、実際はそこまで塗っていない方がほとんどのはずです。
そんなにたくさん塗ってしまうと、ベトベトで厚塗りになってしまいます。
おそらくほとんどの人がその1/4や1/5くらいしか塗っていないと思います。
そうすると日焼け止めの効果の時間はそれよりももっと少なく、知らずに日焼けしてしまっていることに繋がってしまっています。
ですので、こまめに塗りなおす必要があるのです。
また「PA」は、Protection Grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)の略されたもので、紫外線A波の皮膚が黒くなることを防ぐ強さを表しています。
紫外線A波は、シワやたるみの原因になる、と言われ、PAの効果は、+の数が多いほど効果が高くなっています。
紫外線B波の場合は、春先から夏の日差しが強い時期が多いのが特徴で、10月~2月にガクっと減るのですが、「A波」の場合は、一年中降り注いでいるのが特徴です。
室内の窓際等にも入ってくるので、シワやたるみが気になる場合は、UVケアをしたほうがいいですね。
日焼け止めの効果を出す塗り方と使いわける方法
日焼け止めが効かない原因には、
- 塗る量が少ないこと
- 汗で取れてしまう
- 長時間外にいる
- 塗りなおさない
- SPFの数字が弾く低いものを使っている
日焼け止めを塗って期待する効果は、強い紫外線から肌を守り、皮膚が赤くなりにくくなること、ですよね。
まずは使うシーンによって日焼け止めを使い分けることです。
選び方のポイントは、部屋にいたり日陰にいるなら「10」、通勤や買い物など、1時間程度の外出には「30」、1時間以上のお出掛けやスポーツの時には「50」を使うようにすることです。
そして、先程も伝えましたが、日焼け止めは時間が経つと効果自体がが減ってしまいますので、効果時間を持続させるためには、こまめに塗りなおすようにしましょう。
また、他のグッツを組み合わせて使うことです。
長袖を着たり、アームカバーやUVマスク、帽子や日傘などを併用して使うこと。
目からも日焼けをするので、サングラスをするのもおすすめです。
今は化粧をした後に使える、パウダー状の日焼け止めUVパウダーなどもあります。
化粧をしている上から何度でも使えるモノで、しかもSPFもPAも高いモノがたくさんあるので、上手に使うといいかもしれませんね。
まとめ
日焼け止めの効果について紹介しました。
紫外線対策は女性の美容にとって欠かせませんが、年々紫外線が強くなるとも言われていますよね。
女性だけでなく子供も男性も誰でも、紫外線の強い時期は対策をしておいたほうがやっぱり安心です。
5月からは紫外線が強くなりますので、早めに対策をはじめましょう!
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