ライフラインである電気が止まってしまう、
もう止まってしまった!という場合どうしたらよいのでしょうか。
どこの電力会社でもほとんど同じですが、電気が止まるまでの日数の期間が定められていて、一定期間が過ぎても支払いされないと、最後通告と共に電気の送電を停止します。
電気が止まってしまうと困りますよね。
東京電力で契約している方が電気が止まらないようにするには、いつまでに支払えばいいのか、また電気が止まってしまったという場合の送電を再開してもらう方法をご紹介します。
また、払いたくても振込用紙を紛失してしまった時の方法も併せて紹介します。
東京電力の料金を滞納したときに電気が停止するのはいつから?
東京電力で料金の支払いを、振込用紙で支払いをしていると、ついうっかり支払いを忘れてしまったりします。
そもそも、支払い期限というのがありますが、その支払い期限までに払わないとすぐ電気が止まってしまうのでしょうか。
支払い期限は「検針日の翌日から起算して30日目まで」が振込用紙の支払い期日です。
つまりその日までが「支払い期限日」です。
ですが、その日までに支払いが出来ていなくても、すぐに電気が止まるわけではありません。
その後は「停止猶予期間」というのが「20日間」あります。
その間までに電気代を支払えば、電気は止まりません。
ただ、支払い期限日を10日過ぎてしまうと、11日目より11日分の遅延利息が発生します。
その遅延利息分は、翌月以降に請求される料金に加えられて請求されます。
遅延利息金は、一日あたり0.03%が発生し、支払いをするまでの日数分ずっと、遅延利息が発生します。
停止猶予期間の20日間が過ぎても支払いがされないと、書面で支払いをお願いする通知が届きます。
いわゆる督促状です。
その督促状には支払い期日が再設定されているので、その日までに支払いをする必要があります。
それでも支払いが確認できないと、いよいよ、いつ電気が止まってもおかしくない状態になります。
電気を止める前には、〇月〇日に電気を止めます、と再度通知があります。
その知らせは文書であったり、携帯へのショートメールメッセージであったりします。
そうなると、いったいいつ止まるか、という正確な日にちを知りたいですよね。
ですが、カスタマーセンターへ電話しても正確な日にちは分かりません。
止まる日がわかり教えてもらえるのは、止まる予定になっている当日か前の日くらいです。
それまではカスタマーセンターでもわからないようです。
わからない以上、残念ですが教えてもらうことができません。
いつ止まるかとヒヤヒヤするくらいなら、一日も早く払ってしまう方が無難です。
ちなみに、料金を支払う場所は、銀行や郵便局などの金融機関と、コンビニエンスストアです。
金融機関で支払う場合は、支払い期日までが使える期日です。
支払い期日が過ぎてしまうと、金融機関では使えないので注意しましょう。
支払い期日が過ぎてしまった振込用紙は、コンビニエンスストアを利用しましょう。
東京電力の料金を滞納して停止してしまった!振込用紙がない時はどうしたらいい?
間違って振込用紙も督促状も捨ててしまった。
手元に何も払える用紙が無い。
そのような状態の時はどうすればいいでしょうか。
その場合の支払う方法は2つあります。
「クレジットカード」で支払う方法か「スマートピット」で支払う方法です。
クレジットカードで支払う方法
カスタマーセンターへ電話をかけて、カード払いでの受付をしてもらいます。
支払い期限が切れている月の分のすべての支払いと、今後の支払い方法をカードにすることが必要です。
使えるカードは、本人名義のカードか、家族の方の同意があるなら、親や配偶者などのカードでも大丈夫です。
カード登録をするための「4桁」の認証番号が発行されるので、伝えられた番号を書き留めましょう。
カード登録する手順が音声ガイダンスで流れるので、指示に従ってカード番号と、認証番号を入力します。
カード番号登録必要な認証番号は、1時間のみ有効です。
もし操作が途中でわからなくなってしまって手続きが出来くても、1時間以内にカスタマーセンターへ連絡すれば、もう一度同じ認証番号で手続きができます。
1時間を超えてしまったら、違う認証番号を発行してもらい手続きをしましょう。
スマートピットでの支払い方法
スマートピットとは、コンビニに置いてある専用端末で、バーコードを印刷して電気代をレジで支払える方法です。
2018年6月1日から「スマートピット」での支払い方法が出来るようになりました。
もし振込用紙を無くしてしまって手元に無くても、支払うことが出来るということです。
支払うことが出来るのは3つのコンビニです。
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
支払い方法
まず「支払い用の番号」が必要なので、東京電力のカスタマーセンターに電話をして発行してもらいます。
支払い用の番号は「13桁」の番号です。
123-456-789-1234 のように、長い番号なので、必ずメモをしましょう。
番号を発行してもらったら、コンビニに置いてある専用端末で支払い用のバーコードを印刷します。
ローソンとミニストップでは「Loppi」、ファミリーマートは「Famiポート」で印刷します。
- Loppiの操作方法(ローソン、ミニストップ)
①「各種番号をお持ちの方」ボタンを選択
②支払い用の13桁の番号を入力する
- Famiポートの操作方法(ファミリーマート)
①「Smart Pitのお支払」ボタンを選択
②支払い用の13桁の番号を入力する
電気が止まっている場合は、カード払いの手続きやスマートピットでの支払いが終わったら、再度カスタマーセンターへ連絡する必要があります。
そこで初めて電気の送電の再開をしてもらえます。
忘れないように連絡しましょう。
ちなみに、スマートピットで支払いが出来る、支払い用の番号には有効期限があります。
発行してもらってから「5日間」のみ有効です。
支払い期限が切れているものの番号を発行してもらった場合は、必ずその日のうちに支払うようにしましょう。
紹介したどちらの方法でも支払いが難しいなどの場合は、振込用紙を再発行をしてもらうしか方法が無くなってしまいます。
その場合は、振込用紙が届くまでは数日かかってしまうので、その間は電気が止まったまま、ということになってしまいます。
停止対象になっている月の分は、督促状を含めて、2通から3通は払い込み用紙が届いているはずなので、探して払うのが一番早いかもしれません。
とりあえずはあきらめないで頑張って探してみましょう。
東京電力の料金を滞納して停止した後に解除し送電してもらう方法
電気が止まっってしまったことに気付いて、急いで料金を払ったら電気は通電されるのでしょうか?
すでに電気が止まってしまっている場合は、電気代を払っただけでは自動的には電気は送電が再開されません。
電気代を払ったことをカスタマーセンターへ電話連絡をする必要があります。
連絡しても支払ったことがわかるの?と疑問になるとおもいますが、コンビニエンスストアで払えば、数分で情報が届くので、支払ったことがすぐにわかります。
料金を払った後は、すぐに電話をして電気の再開をしてもらいましょう。
カスタマーセンターの電話番号は、振込用紙もしくは督促状に記載されているので確認してください。
送電を再開したいけれどオペレーターの人にすぐ繋がるの?
電気はすぐに再開をしてもらえるの?
と思いますよね。
電話を掛ける日が平日の9時~17時の間であれば、オペレーターの方に繋がらなくても音声ガイダンスによる電気の送電の再開が可能です。
手元に督促状があれば、専用の電話番号の記載があります。
その番号へかけて、自動音声で流れるガイダンス「1」を選択し、必要事項を入力すれば送電可能です。
- 事業所コード
- お客様番号
- 支払った金額
領収書を見ながら以上を入力し電気の送電再開の依頼をしましょう。
平日以外の曜日や時間外の場合は、オペレーターへ繋がるまで電話を掛けるしかありませんので、繋がるまで頑張って電話を掛けましょう。
ちなみに、電気が止まる予定になっている「当日の午前9時から10時くらい」に料金を払った場合は、気を付けたほうがいいです。
料金を払う前には電気が使えていたとしても、入れ違いで止まってしまう可能性があります。
払う前はまだ電気がついていたのに、家に帰ってみたら電気が止まっていた場合は、恐らく入れ違いで止まった可能性が高いです。
その場合はすぐに電気の再開を依頼しましょう。
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まとめ
電気が止まってしまうまでの期日と、止まってしまった時の解除方法についてご紹介しました。
電気が止まってしまったのに振込用紙が無い場合でも、支払い方法はあるので、焦らずに電気を再開してもらいましょう!
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