気が付くとタイルや浴槽にいつの間にか発生しているお風呂場の「カビ」。
きれいに掃除をしていても、すぐに発生するカビに、頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
黒カビやピンクのカビなど、カビもさまざまです。
身体をきれいに洗う場所なのに、カビが目に入ると気分がいいものではありませんよね。
お風呂場のタイルや浴槽に出来てしまうカビを繁殖させないために、簡単に出来るカビの予防方法をご紹介します。
お風呂のカビ予防に効果的な方法
カビは放っておくと、すぐに繁殖してしまいます。後でまとめて掃除しようとしても、なかなか大変ですよね。掃除の手間ひまをなくすためにも、予防をしてきれいなお風呂を手に入れましょう。
お風呂のカビ予防のコツ その1
◎お風呂上りにお湯をかけてカビ予防
カビは直接お湯をあびると、だいたい5秒程で死滅するといわれています。
カビの胞子が大きく成長するまでには、1週間~10日間程かかりますので、カビが成長する前に「45℃~50℃」のお湯を「5秒」かければ、カビを予防する効果が期待できます。
ですので、「週に一度」だけ、お風呂上りに「5秒」お湯をかけて、カビの繁殖を止めましょう。
★タイルやゴムパッキンなど、深く入り込んだカビは、5秒間あてただけでは死滅させることはできません。かける時間を1分以上と、長めにかけるようにすれば、効果が期待できます。ただ、長い時間お湯をかけるのはちょっと…という場合は、お湯の温度をもう少し高温に設定すれば、時間を短縮できます。ただ、身体にかからないよう注意をしながら行うようにしましょう。
お風呂のカビ予防のコツ その2
◎換気扇をまわす
カビの予防には、浴室内の「湿度を下げる」ことと、「乾燥」させることがとても重要です。
お風呂が終わったあと、1時間ほど換気扇を回すようにしましょう。その際は、「お風呂場のドアを閉める」こと。そうすると、乾燥させる時間を短縮させることが出来ます。
また、カビがお風呂以外の場所へ飛び散ることも防ぐためにも、お風呂場のドアは閉めておくようにしましょう。喚起をした後には、浴室のドアを開けておくようにすると、室温が上がることを防げますのでおすすめです。
お風呂場に窓があるのであれば、窓を開けて、同じように浴槽のドアは閉めるようにしましょう。
お風呂のカビ予防のコツ その3
◎「セスキ炭酸ソーダ水」の活用
セスキ炭酸ソーダ水は、カビの栄養分となる、皮脂や垢、シャンプーなどの残留物を分解する作用がありますので、予防するには効果的です。
また、このセスキ炭酸ソーダ水の水分が残っていても、カビの栄養源になることはありません。ですので、壁や浴槽に吹き付けて、そのまま放置するだけで大丈夫。予防のために定期的に行うと、さらに予防の効果に期待が出来ます。
使用するときは、水分を拭きとったあとに使用しましょう。
使用場所のおすすめは、「浴室のドア」と「排水口」です。
・浴室のドア
ドアの横の部分は、水分が残りカビが繁殖されやすく、また、見逃しがちな場所です。水分をふき取った後に、セスキ炭酸ソーダ水を吹きかければ、予防効果を期待できます。
・排水口
ぬめりや取れにくくて、頑固ないカビが目立つ場所です。
熱めのお湯をかけた後にセスキ炭酸ソーダを吹きかけましょう。
カビ予防にしてはいけないこと
「冷水をかける」ことは予防にはなりません。カビの胞子が冷水をかけることにより、周囲に散ってしまうため、予防目的にしても効果がありません。専門家の方も「効き目がない」と指摘をしています。
ただ、室内の温度を下げることが目的であれば、効果はあるでしょう。熱気対策なのか、カビ予防なのか、目的によって温水と冷水を上手に使い分けるようにしましょう。
まとめ
カビは気が付くと増えてしまう厄介なものです。毎日の換気と、週に一度の予防で、カビを退治して面倒なお風呂掃除から解放させましょう。毎日きれいで気持ちのいいお風呂タイムを過ごしましょうね。
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