日差しが強くなる時期になると気になる日差しと紫外線。
日焼けしたくない人にとっては、悩みがいろいろと出てきますね。
一年中紫外線は降り注いではいますが、特に日差しが強くなってくる時期は、紫外線の量が気がかりですし、出来れば避けて外出したいはず。
季節や月によって異なる紫外線の量や、外出先の場所による紫外線の量の違いがどのくらいあるのかをまとめました。
紫外線対策に知っておきましょう!
紫外線量が多い場所 スポットとは?
お出掛けやレジャーが増える時期と紫外線量が増えてくる時期は、過ごしやすくなる春先から夏にかけてなので、どうしても重なりますね。
レジャー先はたくさんあります。
お出掛けスポットがたくさんの夏ですが、海、山、遊園地やプールなど、レジャー計画を立てているのでは?
いろいろな場所がある中で、どこが紫外線量が一番多いのでしょうか?
紫外線と標高について
紫外線は、標高が高いほど強くなるのが一般的です。
なぜかというと、上空から降り注ぐ紫外線が地上に届くまでには、空気中の大気を通過してオゾンや分子などによって吸収されたり散乱されたりするのですが、標高が高い場所だとその分、吸収や散乱を受けずにそのまま地上へ届くので、紫外線が強くなるのです。
〇出典:国土交通省 気象庁
山など標高が高い場所で大気がとても澄んでいる場合は、紫外線量がとても強くなります。
1000m標高が高くなると、UVインデックスの量が10%増えるともいわれているんですね。
紫外線が身体に及ぼす影響の度合いを分かりやすく示すために、紫外線の強さを数値で表したものです。 数値と色別に表されているので、目で見てわかりやくすなっています。 「紫外線量を月別」でみると、4月~5月に入ると増えてきて、ピークは夏の7月、8月です。 紫外線の量は西へ南へと行くほど増えており、場所によって違いがあることがわかりますね。 ですが、ここ最近の夏の暑さは異常なほどの暑さです。 「時間帯」による違いは、昼の12時がピークとなっていて夕方にかけて下がっていきます。 日が昇ってくる10時から14時頃までが一番紫外線量が多い時間帯といえますね。 このグラフで見てわかることは、晴れの日だけがグンと高いわけではない、ということがわかります。 となると、曇りでも晴れの人ほどんど変わらないくらいの量の紫外線が降り注いでいるということです。 今日は曇っているから安心だわ~!とはならないのです。 直射日光だけではなく、地面へ届いた日差しにも紫外線がたくさん含まれています。 まず雪がある場所が断トツの1位です。 冬の紫外線量は、夏に比べるとだいぶ少なくなりますが、スキー場など雪がたくさんある場所は、反射による紫外線量が2倍になるともいわれています。 特に標高が高い場合はもっと強くなりますし、春スキーなどが出来る5月あたりの紫外線量は、「雪」「標高」「月」としての紫外線量が重なってくるので、とても多くなることが想像できますね。 2位、3位の「砂」や「水」は、アスファルトよりも反射光が強いんです。 海水浴に行く場合は、砂と水のダブルですので、かなり日焼けをしやすいレジャースポットといえます。 私たちは、直射日光だけでなく、反射光などからも紫外線を浴びています。 行く場所やいる場所によっても、紫外線量が変わりますし、浴びる量も変わってきます。 適度な日光浴は健康にも良いですが、真夏などはそう言ってられる日差しではありません。 外出する時間帯によっても違いがありますし、過度の紫外線に浴び続けてしまわないように、細心の注意を心掛けてレジャーを楽しむようにしたいですね。
UVインデックスは、世界保健機関(WHO)が示した世界共通の指標です。
〇出典:国土交通省 気象庁紫外線量が多い場所 時間帯と時期による差は?
そして、9月から10月にかけて減っていきます。
東京⇒大阪⇒那覇の違いが以下のグラフです。
〇出典:国土交通省 気象庁
東京といえども沖縄くらいの紫外線の量があるのでは?と思えるくらいの日差しの強さです。
紫外線量の時間帯による違い
〇出典:国土交通省 気象庁紫外線量の天気による違い 反射による照り返しに注意!
直射日光は、天気が良い雲一つ無い快晴であるほど良く届きます。
〇出典:国土交通省 気象庁
曇りでも80%以上、日陰は日向の50%が地上に届いています。
曇りの日でも晴れの日と同じように、日焼け対策は必要ということですね。反射光の紫外線量に注意!
照り返してくる下からの反射光ですね。
〇出典:国土交通省 気象庁反射光の紫外線量が多い場所
〇出典:国土交通省 気象庁
真っ白の雪景色はとてもまぶしいですよね。
砂と水があるレジャースポットといえば「海」です。
海へ行く際にの紫外線対策は、細心の注意をはらうようにしましょう。まとめ