子供が毎日履いて過ごす学校の上履き。
学校や幼稚園などの校舎内で履いているだけのはずなのに、なぜかとても汚れてしまいますよね。
よし!ピカピカにするぞ!と頑張っても、なかなかきれいにならない上履きの汚れに、ついため息が…なんてことありますよね。
毎週持って帰ってくる上履きです。
少しでもキレイにして子供に持たせてあげたいですよね。
手ごわい上履き汚れを、できるだけ簡単に落とす洗いかたと、汚れ防止方法をご紹介します。
上履きの汚れを簡単に落とす方法
わが家には中学生と小学生の子供がいます。
特に中学生の息子が持って帰ってくる上履きの汚れは、引くほどの汚れ具合でいつも真っ黒です。
ほんと、なんであんなに汚れるんでしょうね(笑)
校舎内を歩いてるだけよね?なんで?とほんと不思議です。
上履きの汚れには「汗」などの皮脂汚れだけではなくて、「土」や「砂」の汚れが混ざっています。
校舎内や体育館には、校庭の土や砂がどうしても入ってしまうのでしょうね。
そのような床を毎日歩けば、当然、土や砂の汚れこびり付いて、真っ白だった上履きがどんどん黒くなってしまいます。
また、足の裏からかく汗はとても多く、一日でコップ一杯ほどの量の汗が出るとも言われています。
子供は新陳代謝が盛んなこともあり、汗をかく量は多いですし、どんどん汚れに拍車をかけてしまうのでしょう。
わが家の中学生は、毎週上履きを持ち帰らないこともあり、半端ないほどの汚れ具合です。
最初の色はもう思い出せず、グレー色に染まっています(笑)
一度は買い換えましたが、あっという間にすぐに汚れてしまうし、指定のモノのため値段も高いので、そうそう買い替えはできません。
靴専用の洗剤がたくさん売られているので、使っている方も多いと思いますが、比較的小さめのサイズで売っていて、値段もそれなりだったりすると、買い替えのサイクルが早くなるので、あまり経済的ではないですよね。
そこでおすすめする洗剤が「重曹」です。
そんなの知っているよ~!という方もいるでしょうが、実際に使ったことがない方も多いのでは?
重曹には、汚れを中和し溶かして分解させてくれるという、最大の特徴があります。
また、重曹は「弱アルカリ性」のため、皮脂や油汚れなどの汚れを落とす効果があります。
重曹は、お湯には溶けますが、水には溶けないという特徴があります。
溶かして使えば浸け置き洗剤として使うことができますし、重曹は結晶が丸くて細かい粒子で出来ているので、粉のまま使用すれば、生地を傷めずにクレンザーのように研磨剤として汚れをダイレクトに落とすこともできます。
重曹は、安心して使えるナチュラル系洗剤なのに、汚れをちゃんと落としてくれる優れた洗剤です。
重曹の正式名称は、炭酸水素ナトリウムといい、炭酸水素ナトリウムとは「塩」の親戚のようなものです。
つまり重曹は私たちの体の中にもある成分でもあるので、安全なのです。
安心して使えて、洗浄力がある、それに値段も安くてどこででも簡単に手に入れることができて、長期保存が可能なので、とても経済的なのが重曹です。
上履きの汚れを簡単に落とす方法 おすすめの洗い方
重曹は使い勝手が良いのが特徴です。
- 粉末のまま使える
- 水に溶かして使える
- ペースト状にして使える
- 臭いやしみ汚れに効く
私がおすすめする使用方法は、まずぬるま湯に重曹をいれて上履きを長時間つけ置きして、その後ブラシで擦り洗いをするという方法です。
まず40度~45度くらいのぬるま湯に重曹を適量溶かして上履きを漬け置きします。
漬け置きの時間は、汚れ具合で調整します。
もし汚れがひどい場所は、少しのお湯で溶かしてペースト状にした重曹を塗って少し放置すると効果があります。
息子のリアル上履きの汚れです。
こんなにひどい汚れの上履きを履いている中学生の息子…。
中敷きがバキバキに割れているし…どうかしてる(笑)
正直手に負えないくらいの汚れです。
しかも平気で1ヵ月間持ち帰りません(TωT)
この上履きをつけおきしますが、この時は30分ほど漬けました。
漬け置きした後は、上履きに直接重曹を振りかけてブラシでこすり洗いします。
私が使っているブラシは、両側に大小のブラシが付いています。
細かい隙間も洗える万能です。
100円ショップに売ってますよ。
かかと部分をブラシでこするとこんな感じになり、だいぶ落ちて行きます(右)
洗い終わったら洗濯機で5分程度脱水をしてから干します。
脱水せずに自然乾燥をすると、洗って白くなっていても見えない汚れが水の中に残っているので、汚れが表に出てきて、しみのようにになってしまうので、脱水した方が良いです。
型崩れが気になる場合は、靴の中にタオルなどを入れてから脱水すれば大丈夫です。
脱水後は、陰干しをしましょう。
洗い終わった上履きはこんな感じです。
今回はつけおき時間が短かったですが、だいぶ落ちてます。
ここまで汚れがひどくない上履きやスニーカーであれば、もっともっときれいになりますよ。
別の日バージョンです。
娘の上履きもあります。
娘の上履きは、イオンで売ってる安いビニールの上履きです。
この時は漬け置き時間を長くしました。
だいたい2時間くらいはつけておきました。
体育館履きもあるので、全部で上履きが4足あります。
後は同じようにゴシゴシ洗って脱水して干しました。
仕上がりはこんな感じです。
上履きの汚れを防止する方法
少しでも汚れが付きにくい上履きは「ビニール」の上履きです。
学校から指定が無いのであれば、断然ビニール製のほうが良いです。
また、汚れの防止には、防水スプレーをかけておくと、若干ですが汚れが付きにくくて落しやすくなります。
少しでもゴシゴシする回数が減れば、生地の傷み具合も防げますからね。
試してみてください!
まとめ
上履きの汚れを簡単に洗う方法についてご紹介しました。
万能の重曹を使った方法は、上履きだけでなくスニーカーにも使える方法なので試してみてくださいね。