突然、「契約廃止による送電停止予定日のお知らせ」というハガキが届いて、なにこれ?と驚いていませんか?
その手紙には「小売電気事業者より契約廃止の申し込みをいただいております」と、記載されていませんか?
いったいこれは何?と思いますよね。
それは東京電力パワーグリッド株式会社から届いている手紙ではないでしょうか。
契約廃止の申し込み?電気が止まるってこと?
その手紙が何なのか、どうしたらよいのかを解説します。
東京電力パワーグリットから送電停止予定日のお知られせのハガキが届いた!
今は電力自由化なので、自分の好きな会社で電気の契約してるという方も多いですね。
東京電力じゃないところで電気の契約しているのに、関係のない東京電力から「電気が止まる」とか、「契約廃止」とか、なぜ手紙が来るのだろうと疑問になると思います。
他の電力会社で契約していても、料金を払わないなどがあると、「東京電力パワーグリッド」からこのような手紙が届くことがあるのです。
2016年から私たち一般家庭でも、電力自由化になったので会社を自由に選べるようになっていますよね。
東京ガス、エネオス、AU、ソフトバンク…などなど。
他にもかぞえきれないくらいたくさんありますね。
では、東京電力パワーグリットはなにかというと、電力の供給を行っている送配電事業会社です。
つまり「電気を供給している」ところが東京電力パワーグリッドということです。
たくさんある小売電気事業者は、東京電力パワーグリットが送る電気を使って私たちに提供しているので、もし契約している会社に電気代を払わないなど滞納があると、契約している会社は電気を供給している東京電力パワーグリットに、
「この人ね、約束まで払ってくれないから、〇月〇日で解約する予定があるよ」と連絡するのです。
それを受けて、東京電力パワーグリッドはその事実を知らせるために、
「あなたが契約している会社から解約になると連絡が来ているよ、電気が止まってしまうよ」
と「送電停止予定日のお知られせ」というハガキを送ってきます。
今回のような手紙が届くにはこのような流れがあるということです。
電気が止まるなど契約の解約に関わることは大事なことなので、普通は契約している会社から先に何かしら連絡があるはずです。
連絡手段は契約会社によって違いがあるとおもいます。
ショートメールで連絡してくるのかもしれないし、手紙なのかもしれません。
もしかしたら連絡やお知らせを見落としているのかもしれませんね。
まずは、契約している会社へ連絡して詳細を確認するのが先決です。
また、東京電力で契約している人にも同じく、東京電力パワーグリットから「送電停止予定日のお知られせ」というハガキ手紙が届くことがあります。
届く対象の方は、電力自由化以降の「新料金プラン」で契約している方で、料金を払わないで滞納することがあると届きます。
なぜ届くのか?
電気を契約しているのは「東京電力エナジーパートナー」だからです。
東京電力エナジーパートナーは小売電気事業者、つまり他の新電力と同じです。
東京電力で契約しているのにそのような手紙が届いたのなら、東京電力パワーグリットより先に、東京電力エナジーパートナーから連絡が来ているはずなので、よくわからない場合は、カスタマーセンターに連絡して確認しましょう。
ちなみに、従量電灯B、Cなど電力自由化以前からの従来プランで契約している人には届きません。
送電停止予定日のお知られせのハガキが届いた 電気は停まってしまうの?
「送電停止予定日」までに料金の支払いがされていないと、電気の契約が解約されてしまいます。
解約されるということは、電力会社と契約が無くなるということ。
つまり電気の送電が停まるので、電気が使えない状態になります。
それを回避するには、料金を払うことです。
契約会社から届いている「解約通知書」などがあれば、〇月分の××円を、□月△日までに支払うようにと記載があるはずなので、まず確認しましょう。
もしわからない場合は、契約している会社へ「いつまでに」「何月分」の電気料金を「いくら」払えばいいのかすぐ確認しましょう。
すでに電気が停まってしまっていたり、解約になっていても同じです。
まずはどこかと契約しないと電気が使えないので、現在契約している会社か、もしくは契約したい会社へ連絡して、どうすればよいのかを確認しましょう。
まとめ
電力会社と契約が解約になるとどことも契約が無い、無契約状態になるので、電気の供給が停まってしまいます。
そうならないように契約会社へ連絡するのが先決です。
早めに料金を払って電気が停まらないようにしましょう。
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