大掃除で一番手間がかかりめんどくさいのが換気扇ですよね。
換気扇の油汚れは、なかなか落ちないし大変そうと、ついつい気づかないふりをしてしまいがちです。
油やほこりで汚れた換気扇では、料理中にいくら換気扇をまわしても、汚れや煙などを吸い取ってくれない可能性があります。
部屋の中へ油や煙が逆戻りしてしまうと、部屋の中の家具やカーテンが汚れてしまいます。
そんなことにならないためにも、キッチンの換気扇の油汚れを、できるだけ簡単に落とす方法をご紹介します。
キッチン換気扇の油汚れ掃除におすすめの洗剤は?
キッチンの油汚れに使える洗剤は、いろいろな種類の洗剤がありますが、
手軽で使いやすい「セスキ炭酸ソーダ」で掃除することをおすすめします。
セスキ炭酸ソーダは、原料も安心で肌にもやさしく、また水にもとても溶けやすく扱いやすいので、家中の掃除に使えます。
もちろん、キッチン周りすべての掃除に使えますし、頑固な油汚れの換気扇にもセスキ炭酸ソーダは強い洗浄効果があります。頑固な汚れであっても、水に溶けやすいことが、何より使いやすい理由です。
重曹も安心な原料の洗剤として有名ですが、セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性が高いので、より油汚れに効果が期待できます。重曹で物足りなさを感じているのであえば、セスキ炭酸ソーダはとてもおすすめです。
簡単な汚れをを落とすには、セスキ炭酸ソーダ水を作ってスプレーをして、その後ふきんでサッと拭くだけでスッキリと落とすことが出来ます。
☆セスキ炭酸ソーダ水の作り方
・水500ml+セスキ炭酸ソーダ小さじ1杯
・スプレー容器に入れてまぜる
キッチン周りの壁などの油汚れにはこの方法で落とすといいでしょう。
換気扇の掃除 油汚れとほこりを簡単に落とす方法
セスキ炭酸ソーダは、肌には安心ではありますが、換気扇の部品などで思わぬけがをすることがありますので、ゴム手袋などをはめて作業をするようにしましょう。
●シロッコファンの掃除のしかた
①シロッコファンが入るくらいのバケツなどを用意します。
②容器に油汚れが付いてしまうので、大きめのビニール袋をすっぽりとかぶせます。
③50℃程度のお湯にセスキ炭酸ソーダ大さじ3杯ほど入れ溶かします。
④1時間以上漬け置きします。
⑤スポンジたわしや歯ブラシなどでこすります。
⑥水洗いし布巾で拭きます。
取り外せる細かい部品なども一緒に入れて漬け置きしましょう。
ギトギトの油汚れとホコリが、ゴシゴシと力を入れてこすらなくても簡単に落ちます。
面白いくらいにスルッと落ちるので気持ちいいですよ。
また、取り外せない場所には、セスキ炭酸ソーダ水をスプレーして、しばらく放置するようにしましょう。その時に、キッチンペーパーなどを当ててスプレーすると、汚れに密着しますので落ちやくすなります。
また、汚れの強い部分には、放置時間を長くするか、または、セスキ炭酸ソーダ水の濃度を少し濃いめにして作るといいでしょう。
キッチン換気扇の掃除はどの程度すればいい?
キッチンの壁やコンロ回りは、気が付いた時にはできるだけ、セスキ炭酸ソーダ水で拭き掃除をするようにしましょう。スプレーして拭くだけで油汚れが落ちますのでとても簡単です。大掛かりな掃除になる手間も無くなります。
また、換気扇の掃除は、部品を取り外したり付けたりと面倒なので、頻繁に掃除をするのは大変ですよね。年末にしか換気扇の掃除はしないという方もおおいでしょうが、できれば夏と冬の年2回は換気扇を掃除することをおすすめします。
油汚れは、水よりお湯のほうが簡単で楽に落としやすいのが特徴です。夏場は気温が高いので、油汚れが浮きやすく、冬場よりも落ちやすく取れやすいのです。半年に一度の掃除をすると、師走の忙しい時期に少しでも時間短縮ができますよ。
まとめ
キッチンの油汚れ掃除は、時間がかかる上に、なかなかキレイにならなかったでしょうが、セスキ炭酸ソーダを使えば、換気扇の汚れが、信じられないくらいピカピカになります。面倒だったキッチンの掃除にぜひ活用してくださいね。
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