水垢や手垢の他にも、黄砂や砂ほこりですぐに汚れてしまう窓ガラス。
汚れてきたないと感じても、範囲が広いので掃除するのは大変ですよね。
窓ガラスが汚れているのとピカピカの状態では、家の中に入る光が全然違います。
きれいな窓ガラスだと、家の中が断然明るくなります。
窓ガラスの掃除は、なかなか思うようにきれいにできないと諦めていませんか?
拭きあとが残りやすい窓ガラスを、簡単できれいに掃除するコツをご紹介します。
窓ガラスの掃除のコツ 拭きあとと拭きムラが残るのはなぜ?
窓がピカピカできれいだと、家の中が明るくなるので、なんだが気持ちがいいですよね。
窓って意外とすぐに汚れてしまうので、こまめに掃除しないといつもピカピカとはなりません。
窓の掃除までは普段なかなか手が回らないのが正直なところではないでしょうか。
だからこそ、大掃除で取り掛かる時には、窓を全部ピカピカきれいにしたい!
でも家中の窓全部の掃除をするとなると、一日かかりになってしまうかもしれません。
窓の数が多いならなおさら、出来るだけ簡単に掃除をしたいですよね。
なんとなく窓掃除をしてしまうと、必ず陥るのが窓の「拭きムラ」です。
窓を拭く範囲が広い場合、余計に拭きむらが残りやすくなるので、上手く掃除ができないと何度も何度も拭き直し…なんてことに。
上手に出来ずに悩む人ってとても多いんですよね。
●拭きむらが残ってしまう原因
- 汚れが取れていない
- 洗剤が残っている
- 必要以上に掃除に時間がかかってしまう
- 仕上げが濡れた布巾で拭いている など
きちんとふき取れない状態で放置すると、どうしても拭きあとが残りやすくなります。
拭きあとを残さないためには、窓に水分や洗剤を残さないこと、これが秘訣です。
窓ガラスの掃除のコツ 拭きあとを残さない方法とは
- 窓の拭き掃除を始める前の注意点
窓には砂ほこりがついています。
なにもせずにそのまま掃除を始めてしまうと、窓にキズが出来てしまう可能性があります。
それを避けるために、まずは大まかで構わないので「乾いた布」で窓を拭くようにしましょう。
掃除用のハンディワイパーなどを使って拭いても大丈夫です。
そのあとから吹き掃除に取り掛かりましょう。
★掃除のしかた
①洗剤で拭く
②ゆるく絞った状態の濡れたふきんで窓を拭く
③乾いたふきんで拭く
窓掃除は、この3つの工程が基本です。
つまりたったこれだけ十分にきれいにできるということです。
軽い汚れの場合は、①の行程の洗剤で拭くをしないで、②の濡れたふきんで窓を拭くだけでも十分汚れが取れてしまいます。
- 洗剤
使う洗剤は「食器用の洗剤」を使えば大丈夫です。
バケツなどに水を入れ「水1リットルに対して4滴」程度の洗剤を入れて薄めて使います。
その中にふきんを入れて硬く絞って窓を拭きます。
洗剤の濃度が濃くなってしまうと、白いスジが残りやすくなってしまうので注意してください。
窓用のガラスクリーナーではダメなの?と思う方もいると思います。
もちろん使っても構いません。
ただし直接窓に吹きかけて使ってしまうと、液だれなどで拭きあとが残りやすくなってしまうので、窓専用のクリーナーは窓ではなく「ぞうきんへ吹き付けて」使うようにしましょう。
そうした方が拭きムラに葛藤することは少なくなります。
バケツ1リットルに4滴の洗剤は、ハウスクリーニングなどプロの方が実践している方法なので、個人的にはこちらのほうがおすすめです。
- 水拭き
洗剤で窓を拭いた後は「時間を空けず」すぐに水拭きをするようにしましょう。
洗剤がついたまま乾いてしまうと、汚れが残ってしまい落ちにくくなります。
そうすると、また一から掃除をしなければならず効率が悪くなってしまいます。
ですので、いっぺんに複数の窓の掃除をしないように「窓一枚ずつ順番に」窓の掃除をしましょう。
結果、その方が効率よくて、早く掃除を終わらせられることになりますよ。
- 乾拭き
水拭きの後は、拭きあとを残さないためには「乾いた布で拭く」ことがとっても大切です。
汚れた布巾で窓を拭かないようにするためにも、できるだけ多めに乾拭き用のふきんを用意しておきましょう。
乾拭きは、普通の雑巾を使うと繊維がのこりやすくなります。
水分もなかなか完全にはふき取りにくいので、おすすめは「マイクロファイバー製のクロス」を使うことです。
マイクロファイバーは、繊維のきめ細かくて水分の吸収力が高いので、労力が少なくて済みます。
また、静電気が発生しやすい繊維なので、ほこりを吸着してくれるので一石二鳥です。
窓をピカピカにするには最適なふきんです。
- スクイージーを使う
乾拭きは面倒で大変、という方に簡単なのが「スクイージー」を使う方法です。
スクイージーを使うと、拭きあとが残らず窓の水をきれいにふき取ることが出来ます。
乾拭きが面倒くさいという方は、スクイージーを使うのも一つの手段です。
使いかたは、コツさえつかめれば短時間で仕上げることが出来るのでとても楽です。
スクイージーを使う場合、軽い汚れの場合は水かぬるま湯だけで大丈夫です。
汚れがひどい場合には洗剤を使いますが、台所用洗剤を薄めたものを使う方がきれいに仕上げることができます。
また、スクイージーを使う時は、窓ガラスに水分が少ない状態だと上手く拭き取れないことが多いので、水分がある程度窓に残っている状態で使うようにすると、きれいに仕上がりますよ。
●参考:プロのスクイジーによるガラス掃除
窓掃除を簡単にする方法とコツ
窓掃除のコツは「一方通行」で行うことです。
一度拭いた方向へ拭き戻らないことがポイントです。
乾拭きが拭きあとを残さないためには大事な工程になるので、意識して行うようにしましょう。
あと、窓ガラスに水分が残っている状態で乾拭きすることが大切です。乾く前にすばやく乾拭き!これが鉄則です。
また、曇っていたり雨上がりなど湿度の高い日だと、汚れも水分を含んでいるので落としやすくなります。
そのような日を選んで掃除をすると、さらに楽に掃除できるのようになりますよ。
また、室内の窓ガラスの掃除なら、朝の結露している時間帯を選んで行うと手間が減り楽になります。
年末の大掃除の時期などは、寒いのでできるだけ楽に掃除をしたいはず。
天候や時間帯などを選ぶだけでも、だいぶ手間がかからず落としやすくなりますよ。
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まとめ
窓ガラスは範囲が広いので、いがいとほったらかしにしてしまいがちですが、曇って汚れた窓がピカピカになれば、部屋が明るくなって気分爽快でスッキリしますよ。
頑張ってピカピカにしちゃいましょうね!
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