魔の2歳児ともいわれるイヤイヤ期。
なんでこんなに言うことを聞かないの?とパパママを困らせてしまいます。
このままずっといつまでも続くのではないかと思わせるほど、毎日のイヤイヤはため息の連続ですよね。
まるで妖怪のようなイヤイヤ期の2歳児ですが、女の子ならではの特徴があります。
女の子のイヤイヤの特徴を知って、上手に付合っていく対処法を紹介します。
魔の2歳児のイヤイヤ期の特徴って?
ついこの間までかわいい小さな赤ちゃんだった我が子が、歩けるようになって周りに興味を持ちだして「赤ちゃん」の雰囲気がなくなる頃が、2歳になる前後くらいからですよね。
そして、ちょうどそのころからが初めての自己主張が始まる時期でもあります。
毎日のように目にすることや、ママにやってもらっていることを、自分でやりたいと思うようになるんですね。
ママがやっていることを自分一人でやってみたい。
お兄ちゃんがっやっている同じことをやってみたい。
そうなんです。
やってみたい!という純粋な好奇心の表れが2歳児の特徴です。
ですが当然、たった2歳の子供なので、大人から見たら全然できないだろうということはわかりますよね。
ですが、子供自身では出来ると思っているのです。
まぁ出来ないことが多いでしょうが(笑)
・靴を一人で履きたい、だけど、なかなか履けないので手伝おうとするとイヤイヤ。
・ジュースをコップに自分で入れたい、でも溢すので手伝おうとするとイヤイヤ。
大人が手を貸そうとすることは、ほどんど嫌がるし、やってと言うと拒否したり。
自分の思うようにいかないことがあると、終わりのない癇癪を起して周りを困らせたり。
あげれば山ほどありますね。
子供本人は、やってみたけど思っているようにできなくて、悔しいのかもしれません。
イヤイヤ言っているのは、ただのワガママではないってことです。
2歳児のイヤイヤ期は、自我や心が順調に育っているという証であり、必ず通る道でもあります。
この頃のイヤイヤ期を経て、子供自身も自分の出来ること、出来ないことを理解している段階でもあります。
自分が誰なのかを理解して、自我が成長していくためにこの時期は、とっても必要で大切な時期なのです。
イヤイヤ期の女の子の特徴はある?
個人差はありますが、小さい頃から女の子は、比較的周りを見て行動する傾向があるといわれています。
ママの言うことやママの想いを理解して、外ではいい子、その逆に、親しい人に対しては、反抗的になったり、などがあるのも女の子の傾向の一つです。
女の子は、一つのことにこだわるというよりは、なんでも自分でやりたい、と主張するのが男の子よりも多い傾向があります。
また、ご飯を食べるリズムなど、ゆっくりでマイペースなど、自分のペースを変えようとしないのも女の子の特徴の一つです。
イヤイヤの表現方法も、黙る、何も言わない、動かないなど、沈黙の表現であるのも女の子に多いかもしれません。
2歳児の女の子と上手く付合う対処法
女の子は、男の子に比べて、ダメな理由が納得できると、切り替えてくれるのが早いので、具体的な理由を「言葉で説明」して理解させてあげると効果的です。
ゆっくり丁寧に説明してあげましょう。
女の子とのコミュニケーションの取り方は、一度本人の気持ちを受止めてあげて、「そうだね」「〇〇はそうしたかったんだね」と同調してあげるといいです。
そうすると、その後のママの言葉を聞き入れてくれやすくなり、きっと「わかったー」と切り替えてくれるはずですよ。
それでも言うことを全く聞かないことも当然あるとおもいます。
そんな時は、「ほっとく」ことです。
相手にしないでママはママ自身のことをしましょう。
でも、外だからそうはいかない、という場合もあるでしょう。
お友達ともめて癇癪を起こしてしまったなど、そんな場合は、抱きかかえてその場所を離れるのが一番です。
その場を離れることで、子供自身も気持ちが落ち着いていくはずですよ。
また、こんなことはダメなんだよ、と理解させる方法でおすすめなのが、ぬいぐるみなどを使って子供に話しかけることです。
「〇〇ちゃん、あのね」と、おもちゃやぬいぐるみで話しかけると、子供は素直に聞いてくれやすくなりますよ。
私の娘がちょうどこのころにぬいぐるみ作戦やっていました。
結構長い間やっていましたね。
たぶん5歳くらいまではやっていたと思います。
ただ注意したり怒ったりしても、全く話を聞かなかったのに、ぬいぐるみを使って伝えると、「うん、うん」って聞いてくれました。
伝えたいことがある時は、ぜひ一度試してみてくださいね。
ただ眠い時とか、ぐずっている最中などはダメですよ。
機嫌がいい時にしてくださいね。
まとめ
2歳のイヤイヤ期はママには大変な時期ですが、いつか必ずおさまります。
これは絶対です。
だから大丈夫。
どうにかしなきゃと気負わずに、気持ちを楽に、そしてほどほどに付き合って過ごしてくださいね。
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