年長さんにとって3月にある卒園式は、節目となる大切なイベント。
そんな大切な卒園式に着ていく服装は、どのようなものがいいのでしょうか。
卒園式で着る母親の適切な服装と、いがいと悩むコサージュやストッキング、バックなど小物類の色の紹介も致します。
また卒園式で着た服を入学式でも着れるのかも併せてご紹介いたします。
卒園式で着る母親の服装は何がベスト?
あんなに小さかった我が子が、卒園してまもなく小学生になるなんて、考え深くジーンと混みあがってくるものがありますよね。
そんな大事な節目となる卒園式に着ていく服装ですが、最適な服装として選ぶの基準は、何と言っても「色」です。
卒園式や卒業式に着ていく服に最適な色は、「黒」「紺」「濃いグレー」などのシックなモノが適切です。
デザインはどのようなものでも構いません。
ワンピースやパンツスーツ、テーラードやフレアースカートなど、自身の好みのモノを選んで大丈夫です。
なぜシックな色合いのモノを選んだ方が良いのでしょうか。
卒園することは両親にとっては「おめでたい」といういう意味合いが当然あるでしょう。
しかし卒園式や卒業式には、お世話になった先生方へのお別れとともに敬意を示す場でもあります。
また、子供が成長した集大成の節目となる場でもあるので、厳粛なセレモニー要素が強いのです。
この黒や紺という「色」は、卒園式、卒業式にとっての暗黙の不文律としてずっと定着しているので、きちんと守って参列される方がほとんどです。
ですので明るい色を着て行くと、周りからかなり浮いてしまうので気を付けましょうね。
とはいっても、全身黒がいいというわけではありませんので間違えてはいけません。
全身真っ黒だとお葬式になってしまいます…。
お別れという意味がある卒園式ですが、完全なお別れということではありませんので、コサージュなどを付けて華やかさを添えるのです。
卒園式には、濃い色の服装プラスコサージュというのが定番です。
またブラウスを着る場合は、白や淡いベージュ、レース地などを合わせるのがいいでしょう。
落ち着いた雰囲気に見せたい場合は、ワンピースやスカートの丈を膝下のものを選ぶと落ち着いた印象を与えられます。
卒園式で母親の服装に合わせるコサージュやストッキング バックの色は?
合わせるコサージュは「濃いめの落ち着いた色」のコサージュがベストです。
そして、ストッキングはベージュなどの「ナチュラル色」のものを選びましょう。
決して黒はNGです。
お葬式になってしまいますので注意しましょう。
バックは全体のバランスで考えて合わせれば、特に黒などではなくても大丈夫です。
ブラウスの色に合わせてベージュでもいいでしょう。
靴は黒を合わせるのが無難ではあると感じます。
実際出席しているかたを見てみると、黒の方が多いです。
私自身の場合も上の子の時も下の子の時も、黒もしくは黒を基調にした色合いの靴を履きました。
また、卒園式の時期はまだまだ肌寒く冷えますので、ストッキングはタイツのモノを選ぶと厚さがあるので温かいですよ。
また、室内履きのスリッパを持参することになると思いますが、その際には携帯スリッパでかかとまであるタイプのモノを選ぶといいです。
ストッキングの上から目立たない色の浅履きソックスを履いておけば、足元を温められます。
かかとまである携帯スリッパだと、ソックスを履いていることがわかりません。
長時間の卒園式には寒さ対策は大切です。
たかが靴下ですが、履くか履いていないかでは、かなりの違いがあります。
また、携帯スリッパは、小学校に上がってからもずっと使えますので、一つ持っていると重宝しますよ。
卒園式で着る服装を小学校の入学式で着ても大丈夫?
卒園式とは違い、小学校の入学式では明るい色が定番になってきます。
明るい色を着てる方もいれば、紺や黒などのスーツで出てる方もいらっしゃいます。
また着物の方もいますね。
また、卒園式では集合写真は撮らないことが多いですが、入学式では保護者も一緒に集合写真を撮ることが多いので、あまり暗く地味すぎないほうが良いかもしれません。
写真がずっと残りますしね。
だからといって卒園式用と入学式用でそれぞれ服を新調して用意するのも大変ですよね。
卒園式で着たワンピースやスーツを入学式で着ても全然問題ありません。
中のブラウスを変えたり、コサージュを明るめのモノを付けて、ピアスやネックレスなど、アクセサリー類で工夫するとだいぶ印象が変わります。
もし持っているなら上だけ明るめのジャケットなどにしてもいいですし、もしくは、スカートを明るい色に変えるのもアリです。
工夫は色々と出来ますよ。
また、明るい色の服を新調するなら、自身の好みのデザインのモノを選ぶようにしましょう。
もしも入学式でのみでしか着る機会が無いような服を選んでしまうと、とてももったいないです。
兄妹がいて今後も着る機会があるなどならば問題ありませんが、あまり自分の趣味ではないけど、それ用のものというだけの理由で選んでしまうと、たった一回か数回着るだけになってしまいます。
中学校で着るから!と思われるかもしれませんが、中学校に上がると驚くほど明るい色の服を着ている方がほとんどいません。
小学校とはガラリと変わります。
パステルカラーを着ている方は、まずいないことがほとんどです。
小学校の時はお母さん方も若い方が多いですが、中学校になると落ち着いた世代の方が増えることが理由としてあげられるのかもしれません。
ですので、無理せずにお持ちの服を工夫して使うのが賢い選択かもしれませんね。
まとめ
卒園式で着る服装を紹介しました。
服装のことを考えると難しく感じてしまいますが、落ち着いた色合いの服装を意識して選べば大丈夫です。
真っ黒にならないようにだけ気を付けましょう。
また、大事な卒園式での我が子の姿は、きっと立派で感動しますよ。
成長の証を逃さず見守ってくださいね。
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